2018.02.11
まもなく旧正月
はいさい^_^
早いもので年が明けて、もう1ヶ月が過ぎましたね。
1月〜2月にかけての沖縄は天候が不安定で、雨や風が入り乱れ PANZA OKINAWAも運休の日が多い今日この頃です(T . T)
ですが、こんな晴れ間も時折、顔を見せてくれます^_^
うちなーんちゅ(沖縄の人)はお祝い事が大好き‼︎
都会では薄くなってきた昔ながらの風習や、言い伝えを大切にし、伝統を現在に引き継ぎながら生活しています。
沖縄には、お正月が3つあります。
まず、始めに新暦の元旦に全国各地同様に年越しを迎えます。
年越しそばに沖縄そばを食べ、初詣に神社へ行き、子供達はお年玉をもらいます。
そして、旧暦の元旦にも各地で伝統行事を行い、盛大に新年をお祝いします。
今年は2月13日が旧正月となります。
どんな風にお祝いするかと言うと…
粟国島では大みそかに各家庭へ塩を売り、踊りをささげる「マースヤー」という行事をします。
「神の島」として知られる南城市の久高島でも1年の健康祈願を行う「シャクトゥイ」が行われます。島はこの日、多くの出身者が帰省しにぎやかになります。
月の満ち欠けを基にした旧暦は、海との関係も深いと言われています。海人の町、糸満市は旧正月を盛大に祝います。糸満漁港では停泊している漁船に大漁旗が掲げられ、1年の豊漁を願います。
そして、最後に旧暦の1月16日にあの世のお正月をお祝いします。沖縄では「ジュウルクニチー(十六日祭)」と呼ばれています。
今年は3月3日が十六日祭です。
どんな事が行われるかと言うと…
お墓の前に親戚が集まり、豚肉料理やかまぼこ、豆腐などを詰めた重箱を備え、先祖供養します。
三つのお正月はそれぞれに意味があり、どれも大事な日です。
日本風の新暦、古くからの伝統の旧正月。そして先祖を供養し、共に新年を祝う十六日祭。三つのお正月からは、いろんな文化を取り入れながらも古い文化、先祖や自分たちのアイデンティティーを大事にする沖縄らしさがよく見えてきます。
今のシーズンは南国の沖縄もやっぱり肌寒く、せっかく旅行に来ても、マリンスポーツなどは奥手になりますよね。
そんな方は、色々な季節や時期に内地では見る事の出来ない沖縄の文化を楽しんでみてください^_^
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